北海道無計画旅5日目
2018/09/07
22歳の誕生日は、日本最北端の地で迎えました
朝起きると、停電・断水が部分的ではあるが解除されたとのこと
これでお風呂に入れる..!(そこかよ)
とりあえずうまいもん食いたいよな、ということでキャンプ場のある小高い丘から街に降ります
まだ9時頃だったのでやっているお店は多くはなかったのですが、かに丼にありつけました
ご馳走さまでした
腹ごしらえもしたところで宗谷岬を目指します
↓ロシア語が書いてある青看板
10分ちょっとで宗谷岬に着きました
来たぞ日本最北端!
人が少なかったのでこんなところに車を置いて写真を撮れました
展望台に上がってこのまま樺太いかね?とか言ってみたり、波打ち際まで岩を渡ってこれが本当の日本最北端!とか一通り騒いだあと、宗谷郵便局に行ってみました
ここでは、オリジナルの葉書が出せる、なんて話を聞いたことがあったので、しばらく連絡を取っていない祖父母に葉書を送ってみました
調べたところ、クッチャロ湖畔の浜頓別で温泉に入れそうなので、そこに向かいます
1日半ぶりの温泉は沁みました
そこでお昼も食べ、せっかくだからとクッチャロ湖を見に行くと、そこにもキャンプ場があり、出店が出ています
ソフトクリームを売っていたので見に行くと、「ちょうど停電復旧して機械のテストをしていたところだから、ちょっとゆるいかもしれないけどそれでよければあげるよ」と言われ、ソフトクリームをいただいてしまいました
ご馳走さまでした!
クッチャロ湖を眺めながらおいしくいただきました
ここで海岸沿いを離れ、R275(途中R40重複区間あり)を南下していきます
この道面白そう!とか言いながらあちこち寄り道しつつも着実に進み、宗谷本線の恩根内や美深の駅にも寄ってみました
残念ながら震災の影響で運休しているので列車は来ません
でもなぜか隣の踏切は永遠にカンカン言ってました
しばらく待ったけど、これはいくらなんでも故障だろうということで、安全を確認しながら渡りました
駅舎の向こうから覗くインプちん
恩根内近くのオグルマナイ川沿い、美深中川線は面白かったです
美深中川線自体はこんな感じで投げやりな舗装がされているものの
その先は通行止とのことで、面白そうな予感しかしません
実際通行止のところまで行って引き返したのですが、途中にこんな
いかにも入ってくださいみたいな脇道がたくさんあって、いちいち泥だらけになりながら入ってしまう我々でした
別にスタックしたわけじゃないです
草ヒロみたいでかっこいいでしょ?
車の幅の方が道幅より大きいみたいですが、気にしたら負けです
応援されてるみたいなので頑張ります
めざせWRC!
そのままR275で朱鞠内湖まで行ってみます
展望台
車汚すぎな?
懲りずに朱鞠内湖近辺の変な道を行く我々です
ここらでR275とは別れ、R239で士別に向かいます
宗谷本線とR40との再会です
士別のセイコマは..
本当になにもありません
これ、れっきとした営業中のコンビニですよ、それもド田舎とかじゃなくて、わりと大きな街です
物流が途絶えるってこういうことなんですね..
でもホットシェフの棚になにかあるようです
電気と水が復旧したから塩おにぎりだけは作れるの!だからとびきり大きいのを作ったよ!元々のメニューにはないから手書きの値札を付けて温めて売るよ!空腹だけでも満たしてね!
ということだそうです..心まで暖まりそうです
こんなに優しくて素敵なことができるセイコーマートという企業、そして店員さんたち..それは北海道という風土をそのまま表しているような気がしました
セイコマ大好き
そして、
実は宿を取っていました
宿代ふたりで11060円!
前日の夜に停電・断水の復旧を見込んでwebから予約していたのが功を奏しました
洗濯物が限界なので洗濯機をお借りして洗濯しました
実は今回の旅でいちばん苦労したのは洗濯です
テントは快適だし、温泉もそこここにあるし、車から電源も取れるし、食べ物はいくらでもあるんです
が、洗濯は、同じ場所に長いこと留まっている時間はないのでコインランドリーも難しいし、というかそもそもコインランドリーがほとんどないし、そして濡れ物は車内に長く置いておくと臭くなるのです
無料キャンプ場で洗濯機があるところはほとんどありません..
なので何度か宿に泊まったのですが、その目当ては主に洗濯です
今回の宿、とても面白そうな宿なのですが、到着が夜になってしまったので、いろいろ見せてもらうのは明日にしようと思います
書くのも明日の記事に
この日の移動
移動距離 約330km(累計約1110km)
移動時間 約5時間半
明日は早起きして宿のオーナーさんおすすめの塩狩駅⇔秘境駅東六線駅往復ツアーをしよう、起きられたらね..
ということで寝ました
今日はたくさん走ったので疲れました
続く