北海道無計画旅12日目
2018/09/14
霧多布岬キャンプ場で朝を迎えると、相変わらずの天気で、案の定洗濯物は湿っています
お湯を沸かしてカップ麺を啜りながら今日はどうする?と相談
まずは洗濯物をなんとかしないと、ということで車内に即席物干しを作ります
リアシートにタオルを掛けるとかじゃ全然足りないので、テントを固定する用のロープをシートベルトの付け根に張って、そこに掛けます
写真がないのが残念ですが雑な絵で表すとこんな感じ
これでロープが2本張れたのでなんとか洗濯物は干せました
背後に生乾きのパンツやら靴下やらを従えてのドライブは初めての経験です
ひたすら道民が昆布を干している海岸沿いを進み、釧路までやってきました
懐かしい釧路駅前
5年前に来たときよりずっと寂れていて驚きました
僕は釧路のこの大きな街なのにやけに寂れている感じがなんとなく好きです
駅前の一等地に廃ホテルがあるのとか、封印された地下街とか..
ちょっとした理由で、数十年前はもっともっと栄えていたことも知っています
そんなわけで何だか思い入れのあるこの街、この先どうなっていくのか気になります
で、せっかく大きな街に来たので、先日の現金盗難の相談だけでもしてみよう、と警察署に寄ってみることにしました
現金なので見つかる期待はしていなかったのですが、一応被害届は出そう、そして財布の指紋も取ってみる、という話になり、結構時間をかけて丁寧に対応してくれました
指紋を取っているところ
見つかる可能性は低いけど、何か進展があったら連絡してくれるとのことで、運が良ければくらいのつもりでお願いしてきました
最後に財布を開いたのが9月9日の夜温泉代を支払うとき、気づいたのが12日の午後だったので、その間に行った温泉の更衣室の籠とか、キャンプ場でサイトに荷物を置いて離れた隙とか、そんなところだと思う、ということで警察からも指紋の捜査と並行してそれらの施設には問い合わせてくれることになりました
釧路警察には親切にしていただきました
結局今まで見つかっていないので現金盗難を追跡するのは難しいんだなあと改めて思いました
皆さん本当に気をつけて
そして盗んだ人は早く返したまえ
そんなわけで釧路では警察のお世話になったばっかりでろくに観光もできず、帯広に向かうこととしました
というのも翌15日・16日は帯広でラリー北海道なので
こんなにすぐそこにいるのに見ない手はないでしょう
せっかくなので白糠線跡と並走するR392を行ってみましょう
当然のように頭上にある橋梁、もう35年程使われていないはずですが、立派に残っています
当然橋の上は線路の面影もありませんが、鉄道遺構であることがわかる設備はところどころに見られます
白糠線も未成線ですが、並走する茶路川と国道を何度も跨ぐため、廃止当時で既に40以上の橋梁が存在したとのことで、いまだ数多くの橋梁が残されている見所満載の廃線です
橋ってかっこいいよねやっぱり
18時過ぎ、帯広に到着
調べると、市内の公園でラリー車両の車検や展示、グッズの販売会なんかをやってるとのことで慌てて駆けつけたのですが、ちょっと遅かったようでほとんどのイベントは終わってました
まあでも暗いけど車検の様子とか少し見られたので良かったです
やっぱりラリーカーはかっこいいなあ..
さてさて、ラリー北海道は明日以降いくらでも見られるだろうし、ご飯食べて寝ましょう
帯広といえば豚丼?
だけどなんで帯広名物は豚丼なんですか?
市内にキャンプ場はないので今日はホテル泊です
この日の移動
移動距離 約290km(累計約2740km)
移動時間 約6時間
ラリー北海道をどこでどのくらい観るか、とか、そろそろオイル交換を考えないといけないし、とか、考えることが多くてなかなか大変です
続く