ふつうに生きるために

メンヘラのメンヘラによるメンヘラのためのライフハック

北海道無計画旅3日目

2018/09/05

 

台風で朝早く叩き起こされました

改めて明るい中見るとよくこんなとこで寝てたなと
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寝る前に話し合って、札幌に行こう、そして二郎を食うぞなんて話をしてたんですが、まっすぐ行ったら早すぎるくらい早く起こされたので、小樽方面に寄り道することに

 

相変わらずの天気ですがさっぽろ湖に寄ってみました
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湖好きです

だいたい湖沿いの道って湖の形にいい感じのワインディングで走ってて気持ちいいし景色もいい

 

最近とんでもない簡易改札が設置されて話題の朝里駅でのショット
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なんか車がかっこよくて好きな写真です

海にすごく近い駅でたまげました

 

小樽の南の方の毛無峠、なんとなく道が楽しそうだったので頂上まで行ってみることにしたんですが、頂上、絶景でした

↓楽しそうな道
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↓絶景
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先ほど眼下に見下ろした小樽の街も少し見て、おなかもすいてきたので函館本線沿いに札幌へ

道庁所在地に来て、駅を車の中から眺めて特に観光もせず二郎に向かうのはさすがにどうかとは思うけど、札幌とかいずれ何かで来そうだし何も今回見なくてもね~とか言ってほぼスルー笑

札幌の人すみません

いつかちゃんと観光しにいきます

札幌二郎、結構混んでました

又の名を二郎車部とも言う自動車部員たるもの二郎全店制覇はいつかしないとね
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腹ごしらえもしたところで、とりあえず最北端は外せないよねということで北を目指します

なんか札幌に着く頃には台風一過でいい天気になってました

 

いや~いい道
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海岸沿いをただ行くのも面白味に欠けるよねということで当別川沿いr28(道道28号線)の方を通っていきます

この道面白そうじゃね??とか言ってたらこんなとこに迷い込んでたり
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こういう寂れた神社の雰囲気ってとても好きです

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これ道かなあ..?
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これ、道かなあ....
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さすがに収拾がつかないので途中で引き返して北上を再開しました

 

と言いつつ

R231(国道231号線)の旧道があると聞いて酷道欲を抑えられず寄り道をしてしまう..
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どうやら浜益区送毛というところらしいですが、地図を見てもあまり情報がありません

行きは旧道で行ったもののあまりの酷道っぷりに帰りは新道を通りました

未舗装路はふつうに疲れます、楽しいけどね

 

で、上の地図の左下の方海沿いに出たところあたりに小さな小さな集落があったんですが、誰かこの集落についてご存知でしたら教えてください

電波もろくに入らない、周りに何もないところなんですが、それはそれは景色が綺麗で個人的に思い出深い場所です
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集落の家はほとんどが無人化、廃屋なんですが、何人か人の姿を見かけました

彼らはどうやって生活しているのか気になります
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車の傍らで水平線に沈まんとする夕陽を眺めるKの写真が無駄にかっこよく撮れてしまったんですけど、その車僕のですよ笑

 

ともかくこの名も分からぬ集落が、何やら神秘的な雰囲気で忘れられません

 

追記:情報もらいました

おそらくこの集落は送毛集落というところで、わりと訪れる人はいるみたいですね

藤女子大学の論文によると、完全な限界集落で、4年前で8世帯の住民がいたそうです

本当にここに住んでいる人の暮らしは謎です

今になって話を聞いておけば良かったなあと思いました

まだ情報があれば教えてください

 

と、のんびりしてると日が暮れるのでさっさと元の道に戻りましょう

今日の目的地はまださらに北です

 

温泉は岩尾温泉、宿は雄冬キャンプ場に決めてました(走りながら)

温泉の方が少し北にあるので先に温泉

風呂に入らないという選択肢はありません

お風呂大好き

 

北海道の温泉はどこも良心的な価格なので(なんなら我々は滞在中無料の温泉も何回か入りました)毎日温泉でもあまりお金はかかりません

 

そして宿代はかけません

なんか温泉でだらだらしてるうちに真っ暗になって雨も降ってきたけどもう他に手はないので雄冬キャンプ場にテントをたてます

 

ろくにテントを立てたこともないので「テント 立て方」とかググってます

先が思いやられますね

海っぱたなので風がすごくてめちゃくちゃ苦労したけどなんとかテント立ちました

ずぶ濡れです

夕飯はカセットコンロでお湯を沸かしてひもじくカップ

このキャンプ場、道端の駐車場かな?ってくらい本当に小さなキャンプ場ですが、水が出てシンクがあったので助かりました

これが無料なんだからありがたい話です

 

キャンプ場には他にライダーがひとりだけ

バイクでこの台風はつらそう..

 

テントが吹き飛ぶんじゃないかと思うほどの暴風雨の中寝ることとします

野営生活は日が暮れるとやることがないので早寝になりますね

疲れてたのと案外テントが快適なのとで暴風雨の中でもわりと寝れました

 

この日の移動
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なんかまたバグってますが

走行距離 約230km(累計約550km)

走行時間 7時間くらい?(Googleタイムラインがバグってるからよくわかりません..)

 

この時の僕たちはこのあと身に降りかかる事態を知る由もなく..

 

続く

北海道無計画旅2日目

 

2018/09/04

 

昼過ぎに苫小牧着


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北海道!って感じの海!空!道!

テンション上がるよこんなん
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そうそう、運転は基本的に交代です

1日に200kmとかふつうに走るので、っていうのもあるけど、無計画なので移動しながらいろいろ決めるのでナビシートの人間はナビシートの人間でやることが多いんです

 

 

んで、とりあえず北海道なら寿司じゃね?とか言って苫小牧で寿司食べながらどこ行く?って相談

とりあえず支笏湖に行ってみることにしました


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さっそく雲行きが怪しいですが


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さっそくこんな道にチャレンジする我々です

インプならいけるいける

思えばこれが酷道にハマるきっかけだったのかもなあ..


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支笏湖、誰もいません

そりゃそうか、雨も降ってるし
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雨っていうか、台風ですねこれは

風も強くなってきたし

 

とりあえず今日は天気も悪いし時間もないので一旦西の喜茂別へ行ってセイコーマートで晩ごはん

噂には聞いてたけどセイコマすげー!コンビニなのにこの安さとおいしさ!?とか言ってたけど、このときの我々はセイコマの実力をまだ知りませんでした

 

そして日も暮れてきたので北東に行って豊平峡温泉

趣味が老人なので温泉が大好きです

でもってガキなので雨のなか露天風呂に2時間も入って延々お喋りしてました

話題は、北海道って凄い、そればっかり

もともと合宿で意気投合したときから、話が合いそうだし旅の間にもいろいろ話したいよね、という話だったんだけど、北海道に全部持っていかれました

 

いよいよ雨風が強くなってきて、予想以上にヤバいぞ、とか言いながら道の駅望羊中山車中泊としました

インプちん、車内を整頓すれば意外と快適に寝れます

ただ、この雨風ではさすがに..

 

ちょっとバグってますがこの日の移動
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走行距離 約175km 3.5時間

 

明日はどこに行こうかな?

続く

北海道無計画旅1日目

2018/09/02

 

1日目といいつつ前日の話から

何せサーキット仕様の20年落ちの僕のインプレッサ、部の合宿くらいでしか一緒に寝泊まりしたことのなかったKとの旅、完全無計画、という無謀を極める旅の前に、楽しみな気持ち以上に心配がいっぱいでした

 

とりあえずふたりのものを合わせたらそれなりの装備がありそうだったので一通りのキャンプ道具、すぐ壊れる愛車のために一通りの車載工具とエンジン・ミッションオイルなどの消耗品、1週間分くらいの着替えやタオル、シャンプーとかのお風呂セット、車内泊グッズ、あとはカメラとか常備薬とかそんなん、そしてこの旅のために8月にバイト掛け持ちしてほぼ毎日働いて貯めた25万円(何せ無計画なのでいくらかかるかわかったもんじゃない)あたりを持っていった気がします

計画がないので何を持っていけばいいのかもよくわからないのでテキトーに車に入るだけ入れました

あったら役に立つかも?とか言って放り込んだキャンプ道具がハチャメチャ役に立ったので、ちょっと説明しておくと、内訳は

テント、テント用マット、シュラフ3つ、車内泊グッズと兼用の各々の毛布や枕、カセットコンロ、焼肉プレート、クーラーボックス、折り畳みイス、使い捨て食器

あたりです

ふたりともキャンプなんてほとんどしたことないし荷物の制限もあるので大したものは持ってってないです

買うほどでもないと思ったので家にあったものだけです

 

持ってったものについては記憶が曖昧なので追加とかあったら随時します

 

そんな感じで不安を残しながらも体調と車の調子を整えて(これがいちばん大変だった)、タイヤもハイグリはもったいないからボロタイヤに履き替えて、自動車部の備品の20L携行缶を借りてガソリンを満タンにして、とりあえず準備完了としました

 

2018/09/03

 

出発当日、この日は夕方までに大洗に着けばいいので最終チェックをして昼くらいに出発しました

1ヶ月東京を離れるので病院に寄ってからの出発にしたのですが、かなり余裕をもって大洗に到着できましたf:id:aki-hs125:20190615120048j:image

 

乗船手続きをして、コンビニでゆっくり一服して

車を積むのにめちゃくちゃ待たされました

ドライバーの僕はアイドリングだけでうるさい車の中で列に並んでる間、Kは先にフェリーのなかを探索してたらしい

おのれ~!
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あとは寝てれば北海道ということで、お風呂入ったり酒飲んだり、甲板に出て「すげ~!!船!!海!!」とか騒いだり

Kは海のある街の育ちでヨットにも乗れるような人なんで、東京の田舎と福島の田舎で育った僕がめっちゃ海!!!!とか言ってはしゃいでたら笑われました

 

あと、僕らの取った部屋は、雑魚寝に申し訳程度のパーテーションがあるだけのいちばん安いところだったので、ツーリングライダーとかそんな様子の人が多くて、独特な雰囲気でした

 

フェリー自体はもうちょっとふつうの人たちもいる船なので、レストランのバイキングとかもあったんですが、貧乏学生はラウンジでカップ麺を啜ることにしました

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いよいよ来てしまった..!と浮き足立って寝付けそうにありませんが(遠足前の小学生)粗末な布団に入ることにします

 

ところで、愛車での渡道は初めての僕ですが、北海道自体には高校生の時2回ほど行っています

 

1回は父親の出張に付いていった函館

なぜか2人部屋をあてがわれたからお前も来ないかと誘われ、18きっぷ23時間の旅

MLえちごで新潟まで出て日本海側を北上、夜に函館に着いて一泊して、朝市に行ったり、五稜郭や赤レンガ、函館山の夜景あたりの定番を観光して北斗星で帰り、早朝に郡山で降りてそのまま祖父母の家に行きました

もうあの鉄路もないと思うと淋しいものですね

 

もう1回はサイエンスキャンプでの北見工大訪問

こちらは交通費自腹じゃないので(笑)空路

母が苦労して読みかたもわからない女満別空港を取ってくれたのに、前日入りに浮かれた僕は網走に行ってスキーしたり、JR北海道に乗りたいとか言って釧路まで足を伸ばしたりして、そんなんだったら釧路空港でもなんなら新千歳空港でもよかったじゃない!と怒られました

電波も入らない氷点下30度とかの真冬の北の大地の雪山で音信不通になって心配かけてごめんよ母..

 

そんなわけで今回が3回目で、4回目は翌年の2月になりました(この話もまたいずれ)

今は5回目はいつにしようかなあと考えています

次はバイクで行きたいなあ

 

フェリーの中は電波も入らないのでぼんやり考え事をしてたら朝になってました

 

この日の移動

走行距離 東京の田舎→大洗約140km

走行時間 約5時間

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真っ暗な、見渡す限り海の上..次に陸地が見えるときは北海道、のはずです

続く

北海道無計画旅0日目

中間試験が地味に忙しくて更新があきました

とか大学生っぽいことを言ってみます

 

クルマ・バイク好きなら誰もが夢見たことがあるんじゃないかと勝手に思ってる北海道旅

 

僕もずっと夢には見てたんですが、なかなか踏ん切りがつかなかったところ、自動車部の先輩(時空が歪んでるので歳は一緒)Kと突然意気投合して一緒に行くことにしました

それまであんまり話したことなかったんですが、たまたま合宿の帰りにKの車の横乗り(僕の車はエンジンが爆発してぽやしんでました)で話が弾んで、

長距離走るのって楽しいよね~」

「わかる~北海道とか行きたい~」

「夏休みにでも行くかw」

「あ~いいっすね~」

「マジで行く?」

「マジで行くか」

みたいなノリでした

 

日程は、二人の予定が合って、混んでなさそうな9月

うちの大学は9月はまるまる夏休みです

期間は、先人たちから一週間じゃ足りないよ~とか散々聞かされてたので、奮発して1ヶ月!

計画は..一切なし!

ただ、覚悟のためにも行きのフェリーだけは取っておくことにしました

 

じゃんけんで俺が勝ったら1台、Kが勝ったら2台(逆だったかも)とかいう雑すぎる決め方で車は1台で行くことに

これまたじゃんけんで俺が勝ったら俺の車、Kが勝ったらKの車、とかいう雑すぎる決め方で俺の車で行くことに

車1台(ドライバー込)+乗員1名で2018年9月3日の夕方大洗発、翌日昼苫小牧着のフェリーを予約しました

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人間×2+車で合計35960円也

本当に行くのか..!とドキドキしながら予約したのを覚えています

 

ちなみに、このじゃんけんで雑に決めたカーセレクトがあとあと功を奏します

というかまともな頭の人なら2台で行くとか最初から考えませんね、すみません普段の行動が1人1台なものでつい..

 

あとはふたりとも愛車で行きたいって想いがあったんですけど、冷静に考えてKの愛車はMR2なんで、あれで行ってたらふつうに地獄だったと思います

2シーターのミッドシップバケットシート入ってる車じゃ荷物も乗らないし車内泊もできん

僕の愛車は前にも紹介した通りインプレッサなのでいくぶんマシです(2ドアだし燃費はハイオク7km/Lだけど一応後部座席はあるしトランクもMR2よりは広いし..)


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ちょうど8月に撮った僕の車とKの車のツーショットがあったので

どっちを選んでも旅をする車じゃないことがよくわかりますね

まあなんとかなります、します

 

ということで、夏休みは北海道無計画旅になりました

続きます

 

性別適合手術5

続き

 

2つめの手術について

今回の乳頭縮小手術は、乳頭の周りと芯をくりぬいて、乳頭を小さくする、局所麻酔での手術です

 

じゃあ手術行ってくるわ~みたいなノリで手術室に入って、診察を受けて手術の準備をしました

胸部に麻酔を入れます

1回目の手術で神経がズタズタなので特に痛みとかは感じませんでした

 

ふつうに手術が始まります

意識があるので直視はできないもののなんとなく何をされてるかはわかります

 

で、皮膚を切られてるんですよね

痛くはないんですよ、麻酔効いてるから

でも切られてる感覚はあるんですよね

皮膚を切られる感覚ってわかりますか?

めちゃくちゃ気持ち悪いんですよ、これ

 

せいぜい1時間くらいの手術だったと思うんですけど、本ッ当に長く感じました

間違いなく1回目の手術より体感長かったです

 

痛いのよりこの気持ち悪さがいちばんつらかった..

 

この手術は抜糸する必要のない糸で縫合してあるので、これですべて終了です

麻酔が切れても特に痛みとかはありませんでした

 

翌々日に1回目の手術の縫合の抜糸、さらにその翌日に帰国になりました

予定より帰国を早めたのは、大学の入学準備とホルモン治療のためです

予後に問題はなかったので、心配はされましたがこちらの希望通りの日程で進めてもらえることになりました

 

後日談ですが、2回目の手術の縫合糸は、帰国してガーゼが外せる頃にボロボロ溶けてきて、手でそーっと取り除きました

 

もうウロウロ歩き回れるくらいにはなったので、次の日はタクシーで街に出て屋台巡りをしたり、観光して過ごすことができました

 

なんかよくわからなかったけどおいしかった飲み物
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さらに翌日抜糸、包帯が取れて、術痕とドレーン痕にガーゼを貼り、上から伸縮性のバンドでおさえる感じになりました

 

帰国したらこれを使ってね、とベストも渡されました

胸全体を抑える、前にチャックが付いていて自分で付け外しできる術後用のものです

結構きついんですが、最低1ヶ月は付けておいてと言われました

なので大学にも着替えとかのない日は着けていきました

 

抜糸翌日、直前に取ったのでメチャ高くなった飛行機で帰ることになりました

ずっと一緒にいて、ごはんに連れていってくれたりもしたHさんと別れるのは寂しかったです

そしてなんとなくあの場所に愛着が湧いていたんだと思います

空港まで送ってもらって、重いもの持つのと運動は厳禁だよ!と言われていたので荷物は全部Tに持たせて(笑)1週間以上いたタイを出ました

長かったような短かったような..

 

ちなみに飛行機に乗ってる時間はめちゃくちゃ長かったです

今回はベトナム航空なので機内食も出るしCAさんもアオザイで綺麗でした(そこ?)

ベトナムで乗り継ぎ

待ち時間に食べたフォーとココナッツミルクがおいしかった!

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あとは退屈すぎて死ぬかもしれない~とか言ってたら日本につきました

めっちゃ元気です

いや痛いんだけどね

 

何よりこれで埋没生活ができるようになるというのが嬉しくて仕方なかったです

まあホルモン治療もしないといけないんだけど

ホルモン治療についてもいずれお話をします

 

予後もよくて、手術は無事成功でした

皮膚感覚は何年もかけて少しずつ戻るそうです

戻らない部分もあるそうです

いまだに感覚がまだらで、触ったりすると気持ち悪いですが、生活に何ら支障はありません

走ったりしても胸が揺れて痛くないことに感動しました

 

とりとめのない文章になったけど、胸オペについての話はだいたいこんなところです

(書き忘れてることがありそうなのでまた追記とかするかもしれない)

 

間違いなく僕にとって最も大きな一歩になった手術でした

 

最後に、同行してくれたT、サポートしてくれたHさん、素晴らしい手術をしてくれた執刀医の先生、助けてくれた看護師の方々、そして応援・協力してくれたすべての人に感謝を

性別適合手術4

前回の続きです

 

術後の話

手術当日を含めて3日間が入院で、その後はまたサービスアパートに戻ります

 

入院中は基本的に動けません

手術翌日から飲み物、軽い食事はできました

あとすごい色の薬をたくさん飲まされました

化膿止めとか痛み止めとかそんなんだと思うけど説明する人も聞く人もテキトーだったのでよく覚えてません

 

大変だったのはトイレとシャワーができないこと

全部看護師さんにやってもらいましたが、タイ人看護師さん、「オシッコ!?ウンチ?!??!」って訊いてくるので恥ずかしかったです笑

 

退院の日くらいにはなんとか立てるくらいには回復していたんですが、身体中から管が生えてるのでそれを全部抱えて動かないといけないので、行けるのはトイレくらい

でもトイレに自分で行けるのは本当にありがたかったです..

 

退院の日の夕方、点滴とドレーンが外れました

ドレーン抜くの、覚悟はしてたけど痛かったです

ドレーン刺してるときにドレーンに力が加わるだけで痛いくらいには太い管なのと、思ったよりも深くまで入ってて、ズブズブ抜けてくのが気持ち悪かったです

刺されたとき意識がなくて本当によかったと思いました

 

ドレーンが取れれば、患部とドレーン痕を濡らさなければシャワーもOKです

めっちゃシャワー浴びた

 

退院の翌々日に今度は乳頭縮小手術をすることになりました

 

それまではあまり体の自由も効かないので近くのショッピングセンターに出掛けたり、病院内で過ごしていました

ショッピングセンターにやよい軒があって、病院で出されてた病院食がそのやよい軒のテイクアウトだったことが発覚したのは面白かったです

実はこのタイミングで初めて外をまともに歩いたので、タイの交通マナーに驚いたり、停電に驚いたりしたのもこのタイミングでした

 

信号も速度制限も誰も守らないし、バイクはサンダルノーヘルで乗るのに事故は意外と少ないんだそうです

すごい

でも横断歩道は渡りたいから止まってほしい

 

ものすごい厚みの電線が低い位置にあるからよく停電するらしく、停電しても誰も慌てず非常用電源で冷房を付ける

すごい

でもびっくりするのでものすごい音を立てて停電するのはやめてほしい

 

屋台のごはんはおいしくて安いし、日本企業も結構進出してるので知ってる店もあって安心

すごい

でも緑茶に砂糖を入れるのはやめてほしい

 

2回目の手術については次回します

性別適合手術3

1,2の続きです

 

今回は手術編


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こんな紙をもらいました

1泊したサービスアパートから病院の入院棟に引っ越します(といっても同じ建物です笑)

入院室、最初は小さい部屋だったんですが、なんか大きな部屋が空いたとかで移らせてもらいました


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キッチンもついてるし


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ソファでテレビも観れるし(ここはあとで同行者用のベッドをサービスで入れてくれました)


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ダブルベッド!??!?


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すぐに術後用のベッドにされました笑


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そして衝撃のシャワールーム

丸見えのところ、ガラスすら張ってないんですけど..

 

素敵なお部屋にワクワクしてたら手術費用のお支払タイムになりました

あんなに分厚い札束を人に渡したのは初めてでした..

そして手術着に着替えて手術に呼ばれるのを待ちます

いやめっちゃ緊張してきた

 

しばらく点滴をして、そのまま車椅子で手術室へ

同行者とは手術室入り口でバイバイ

ストレッチャーに横になって、最後の問診なんかを済ませました

いろいろと準備をしている看護師さんたち、ガチガチの僕、緊張をほぐそうとお話をしてくれるスタッフHさん、ステレオから流れるなんともいえない音楽

執刀医が来て、頭の上を1ミリも聞き取れない会話が飛び交います

麻酔の針が腕に刺され、Hさんがじゃあ始めるからね、と言って、看護師さんが手を動かし始めました

針を入れたところから腕がじんわりとあたたかくなってきて、あまりの激痛に絶叫して飛び起きて、飛び起きた痛みでもう一度叫んで、見覚えのない周りの景色に混乱していると、看護師さんが飛んできました

「イタイ?」と訊かれたので「イタイ!ファッキンベリーマッチクソイタイ!」と言ったら鎮痛剤打ってくれました

鎮痛剤打っても痛いです

なんか体のあちこちから管生えてるし

ややあってHさんがやってきて、「無事終わったよ、身体はどう?」みたいなことを言われました

 

いや、全身麻酔すごすぎじゃない?

もうちょっとこう、身体の感覚が失われていき、意識が遠退いてきて..とか、体が重いなあと思いながら目を開けると、目が覚めたかい?と声が聞こえた、とかそういうのを思い浮かべてたんだが

あたたかくなってき..くらいから意識ないし、3時間くらいは経ってたはずなのに時間が経過した感覚も全くなくて、意識と痛みは完全同時復活でした

 

とりあえず乳腺摘出手術は終わったらしいです

見せてはもらったけど包帯ぐるぐる巻きだし、僕は身動きひとつ取れないのでよくわからないけど

 

↓包帯ぐるぐる巻きの患部
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↓血液注意

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左右各2本胸の横からドレーンが出ています

血を抜いてるみたいだけど、結構な太さの管なのでこれがめちゃくちゃ痛い

というのも、患部は神経も切ってしまっているので感覚がほとんどなくて術痕はあまり痛まないんです

あとは点滴とナースコール

僕ができる唯一のことがこのナースコールボタンを押すことです

うっかりこれを落としたらどうしようと思いました(基本的に同行者Tが部屋にいるので大丈夫なんですが)

あと意外と痛いのが点滴でした

普段は大丈夫なんですが、かなり流入速度が速いのと、僕の血管が細いので、ときどき溢れてしまうようで、そうすると腕全体がひどい鈍痛になります

腕が動かせないほど痛くてTにナースコールを押してもらったこともありました

 

以上が手術当日です

続く