ふつうに生きるために

メンヘラのメンヘラによるメンヘラのためのライフハック

北海道無計画旅1日目

2018/09/02

 

1日目といいつつ前日の話から

何せサーキット仕様の20年落ちの僕のインプレッサ、部の合宿くらいでしか一緒に寝泊まりしたことのなかったKとの旅、完全無計画、という無謀を極める旅の前に、楽しみな気持ち以上に心配がいっぱいでした

 

とりあえずふたりのものを合わせたらそれなりの装備がありそうだったので一通りのキャンプ道具、すぐ壊れる愛車のために一通りの車載工具とエンジン・ミッションオイルなどの消耗品、1週間分くらいの着替えやタオル、シャンプーとかのお風呂セット、車内泊グッズ、あとはカメラとか常備薬とかそんなん、そしてこの旅のために8月にバイト掛け持ちしてほぼ毎日働いて貯めた25万円(何せ無計画なのでいくらかかるかわかったもんじゃない)あたりを持っていった気がします

計画がないので何を持っていけばいいのかもよくわからないのでテキトーに車に入るだけ入れました

あったら役に立つかも?とか言って放り込んだキャンプ道具がハチャメチャ役に立ったので、ちょっと説明しておくと、内訳は

テント、テント用マット、シュラフ3つ、車内泊グッズと兼用の各々の毛布や枕、カセットコンロ、焼肉プレート、クーラーボックス、折り畳みイス、使い捨て食器

あたりです

ふたりともキャンプなんてほとんどしたことないし荷物の制限もあるので大したものは持ってってないです

買うほどでもないと思ったので家にあったものだけです

 

持ってったものについては記憶が曖昧なので追加とかあったら随時します

 

そんな感じで不安を残しながらも体調と車の調子を整えて(これがいちばん大変だった)、タイヤもハイグリはもったいないからボロタイヤに履き替えて、自動車部の備品の20L携行缶を借りてガソリンを満タンにして、とりあえず準備完了としました

 

2018/09/03

 

出発当日、この日は夕方までに大洗に着けばいいので最終チェックをして昼くらいに出発しました

1ヶ月東京を離れるので病院に寄ってからの出発にしたのですが、かなり余裕をもって大洗に到着できましたf:id:aki-hs125:20190615120048j:image

 

乗船手続きをして、コンビニでゆっくり一服して

車を積むのにめちゃくちゃ待たされました

ドライバーの僕はアイドリングだけでうるさい車の中で列に並んでる間、Kは先にフェリーのなかを探索してたらしい

おのれ~!
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あとは寝てれば北海道ということで、お風呂入ったり酒飲んだり、甲板に出て「すげ~!!船!!海!!」とか騒いだり

Kは海のある街の育ちでヨットにも乗れるような人なんで、東京の田舎と福島の田舎で育った僕がめっちゃ海!!!!とか言ってはしゃいでたら笑われました

 

あと、僕らの取った部屋は、雑魚寝に申し訳程度のパーテーションがあるだけのいちばん安いところだったので、ツーリングライダーとかそんな様子の人が多くて、独特な雰囲気でした

 

フェリー自体はもうちょっとふつうの人たちもいる船なので、レストランのバイキングとかもあったんですが、貧乏学生はラウンジでカップ麺を啜ることにしました

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いよいよ来てしまった..!と浮き足立って寝付けそうにありませんが(遠足前の小学生)粗末な布団に入ることにします

 

ところで、愛車での渡道は初めての僕ですが、北海道自体には高校生の時2回ほど行っています

 

1回は父親の出張に付いていった函館

なぜか2人部屋をあてがわれたからお前も来ないかと誘われ、18きっぷ23時間の旅

MLえちごで新潟まで出て日本海側を北上、夜に函館に着いて一泊して、朝市に行ったり、五稜郭や赤レンガ、函館山の夜景あたりの定番を観光して北斗星で帰り、早朝に郡山で降りてそのまま祖父母の家に行きました

もうあの鉄路もないと思うと淋しいものですね

 

もう1回はサイエンスキャンプでの北見工大訪問

こちらは交通費自腹じゃないので(笑)空路

母が苦労して読みかたもわからない女満別空港を取ってくれたのに、前日入りに浮かれた僕は網走に行ってスキーしたり、JR北海道に乗りたいとか言って釧路まで足を伸ばしたりして、そんなんだったら釧路空港でもなんなら新千歳空港でもよかったじゃない!と怒られました

電波も入らない氷点下30度とかの真冬の北の大地の雪山で音信不通になって心配かけてごめんよ母..

 

そんなわけで今回が3回目で、4回目は翌年の2月になりました(この話もまたいずれ)

今は5回目はいつにしようかなあと考えています

次はバイクで行きたいなあ

 

フェリーの中は電波も入らないのでぼんやり考え事をしてたら朝になってました

 

この日の移動

走行距離 東京の田舎→大洗約140km

走行時間 約5時間

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真っ暗な、見渡す限り海の上..次に陸地が見えるときは北海道、のはずです

続く