ふつうに生きるために

メンヘラのメンヘラによるメンヘラのためのライフハック

性別適合手術3

1,2の続きです

 

今回は手術編


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こんな紙をもらいました

1泊したサービスアパートから病院の入院棟に引っ越します(といっても同じ建物です笑)

入院室、最初は小さい部屋だったんですが、なんか大きな部屋が空いたとかで移らせてもらいました


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キッチンもついてるし


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ソファでテレビも観れるし(ここはあとで同行者用のベッドをサービスで入れてくれました)


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ダブルベッド!??!?


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すぐに術後用のベッドにされました笑


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そして衝撃のシャワールーム

丸見えのところ、ガラスすら張ってないんですけど..

 

素敵なお部屋にワクワクしてたら手術費用のお支払タイムになりました

あんなに分厚い札束を人に渡したのは初めてでした..

そして手術着に着替えて手術に呼ばれるのを待ちます

いやめっちゃ緊張してきた

 

しばらく点滴をして、そのまま車椅子で手術室へ

同行者とは手術室入り口でバイバイ

ストレッチャーに横になって、最後の問診なんかを済ませました

いろいろと準備をしている看護師さんたち、ガチガチの僕、緊張をほぐそうとお話をしてくれるスタッフHさん、ステレオから流れるなんともいえない音楽

執刀医が来て、頭の上を1ミリも聞き取れない会話が飛び交います

麻酔の針が腕に刺され、Hさんがじゃあ始めるからね、と言って、看護師さんが手を動かし始めました

針を入れたところから腕がじんわりとあたたかくなってきて、あまりの激痛に絶叫して飛び起きて、飛び起きた痛みでもう一度叫んで、見覚えのない周りの景色に混乱していると、看護師さんが飛んできました

「イタイ?」と訊かれたので「イタイ!ファッキンベリーマッチクソイタイ!」と言ったら鎮痛剤打ってくれました

鎮痛剤打っても痛いです

なんか体のあちこちから管生えてるし

ややあってHさんがやってきて、「無事終わったよ、身体はどう?」みたいなことを言われました

 

いや、全身麻酔すごすぎじゃない?

もうちょっとこう、身体の感覚が失われていき、意識が遠退いてきて..とか、体が重いなあと思いながら目を開けると、目が覚めたかい?と声が聞こえた、とかそういうのを思い浮かべてたんだが

あたたかくなってき..くらいから意識ないし、3時間くらいは経ってたはずなのに時間が経過した感覚も全くなくて、意識と痛みは完全同時復活でした

 

とりあえず乳腺摘出手術は終わったらしいです

見せてはもらったけど包帯ぐるぐる巻きだし、僕は身動きひとつ取れないのでよくわからないけど

 

↓包帯ぐるぐる巻きの患部
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↓血液注意

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左右各2本胸の横からドレーンが出ています

血を抜いてるみたいだけど、結構な太さの管なのでこれがめちゃくちゃ痛い

というのも、患部は神経も切ってしまっているので感覚がほとんどなくて術痕はあまり痛まないんです

あとは点滴とナースコール

僕ができる唯一のことがこのナースコールボタンを押すことです

うっかりこれを落としたらどうしようと思いました(基本的に同行者Tが部屋にいるので大丈夫なんですが)

あと意外と痛いのが点滴でした

普段は大丈夫なんですが、かなり流入速度が速いのと、僕の血管が細いので、ときどき溢れてしまうようで、そうすると腕全体がひどい鈍痛になります

腕が動かせないほど痛くてTにナースコールを押してもらったこともありました

 

以上が手術当日です

続く